システムの流れ~根管口の確認~

超音波振動切削バリオスVチップシステムとは、使用するチップをできる限り少なくし、その分、髄室開拡ならびに根管口部の拡大用チップを追加し、根管拡大から根管洗浄までを同時にできるように配慮された根管治療システムのことをいいます。
この根管治療システムについて説明していきたいと思います。

1、髄室開拡と髄室汚物除去

大まかな髄室開拡は、歯科用ハイスピードハンドピースを使用する。髄角部や側壁の除去、あるいは髄床底部の清掃や象牙粒の除去など、細部にわたる髄室開拡(アクセスオープニング)には、V-G70,V-G71,V-G72,V-G77を使用する。

歯髄、根管内汚物、根充材(剤)除去や歯冠部歯髄腔の清掃は、チップを髄室壁や髄床底に軽く接触させて発振すると、キャビテーション作用により髄床底が清掃されて根管口が見えてくる。その後、歯内用探針で根管口相当部を探査すると、より鮮明に確認ができる。ただし、側壁と髄床底の色彩の違いには注意が必要である。

2、根管口の拡大と根管口の確認

髄室開拡後の歯冠部歯髄腔が超音波チップにより清掃されると髄床底部に根管口周囲が視野に入ってくるが、手用ファイルや拡大用超音波チップを根管内に挿入しやすくするために、障害物である根管口部までの側壁を取り除く必要がある。それには、V-G70,V-G71,V-G72,V-G77、で側壁の障害物であるエンド三角部を除去するために、根管口の拡大を行う。さらに、根管口部を見つけ出し歯内用探針にて根管口の確認と、どちらの方向を向いているかの状況を把握する。そして根管口が確認されたならば、V-G77で根管口の拡大と清掃を行う。


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