屋根工事で知っておきたい話

　東京都練馬区にある実家が台風で被害を受けた時の話です。強風のせいで瓦が一気に捲れ雨漏りを起こしてしまいました。当時被害は広範囲にわたっており、近くの工務店や屋根工事業者も連絡がつかずインターネットで探しようやく練馬区対応可能な街の屋根やさんという屋根工事業者を見つけました。

　天気が良くなってから点検と雨漏り対策の養生を行ってもらいましたが、瓦の割れもひどく築年数が経過していたことから屋根葺き替え工事を提案されました。家の補修も最近は全く行ってこなかったため100万円以上かかるという事は覚悟していましたが、屋根業者さんの「火災保険に加入されていますか？」の一言で大きく変わりました。

　幸いにも今まで台風や地震が起こっても大きな被害を受けてこなかった我が家は、火災保険は払い続けていましたが使う機会が全くなく解約すら考えていました。しかし今回屋根業者さんから聞いた話では、火災保険は火事だけでなく台風や雹といった自然災害にも対応できるということでした。補償対象は落雷のみ等、様々なようですが風災補償が入っていたため、連絡・書類申請だけで補修に必要な費用が払い込まれました。

　正直火災保険の役割を知っているという方の方が多いようですが、今回の件がなければ今後も知ることはなかったのかなと思います。

最近は自然災害が多く住宅も古くなってきており被害を受けやすいということで解約しないで良かった、補償範囲を広くしておいてよかったと感じました。

ちなみに屋根と同時期にカーポートも壊れてしまいましたが、廃盤商品だったため一から設置し直しました(こちらも火災保険が適用できました)。